RETROPIEでlr-PX68K
RETROPIEでX68Kしたく、写真のようなラズパイケースを買ったものの、設定がけっこう難しくて「放置!」していたのですが、8月の三連休に再挑戦して、なんとか動くようになりました。X68Kの隣にいるのは復刻版PC-8001であります。
RETROPIEのノウハウは他のサイトで詳しく解説されているので、ここではボクがはまった内容をメモしておきます。
1.Human68kで日本語入力が出来ない
RETROPIEでlr-px68kが動くようになって、ED.X(エディタ)を立ち上げて日本語入力しようとしたんだけど、どうにも日本語入力モードに切り替わらない。いろいろ試して最後にたどり着いた答えが、ENV1.ASKを編集するというものでした。
ボクの環境では、ENV1.ASKは、Cドライブ(ハードディスクイメージ)のASKフォルダの下にあります。そのENV1.ASKをED.Xで開いて、先頭の2行を修正して保存、そして再起動したら、Ctrl+F1で日本語入力モードに切り替えることが出来るようになりました。
先頭行から
BEGIN=CTRL+XF1
END=CTRL+XF1
を
BEGIN=CTRL+F1
END=CTRL+F1
に編集して、ESC+EでED.Xを終了します。その後、エミュレーターを再起動してED.Xで日本語入力を試すと、こんな感じに入力できるようになりました。
ボクの場合はF1キーを割り当てましたが、別のキーでも、既に割り当てられてなければ大丈なんだと思います。
2.ハードディスクの認識
ハードディスクを作って、そこにHuman68kを入れて起動させるのが難しかったです。FORMAT.Xを使って新規にハードディスクのイメージを作ろうにも、管理領域が壊れてます的なメッセージが表示されて、作れませんでした。ネットに空の40Mハードディスクのイメージもアップロードされていて、使わせていただくことも出来るのですが、今回は、Windows上のEX68.EXEで作成したハードディスクイメージ(HD0とHD1)をRETROPIEにコピーして使いました。使えるようになるまで、紆余曲折ありましたが、何度かのトライ&エラーを繰り返しましたが、なんとかなりました。このあたり、詳しいことは、おいおい、書いてみたいと思います。(^^;
おまけ、config.sys
おまけ autoexec.bat
もう忘れてしまいましたよ。config.sysとかautoexec.batとか。若い人だと、ラズパイの情報はネットでなんとかなるにしても、Human68kの設定とか分かんないんじゃないでしょうかね。おじさんだって思い出すのに苦労しましたもん。
Dドライブには、Cコンパイラとアセンブラを入れてあります。暇なときに秘蔵図書を見ながら遊んでみたいと思うのですが、そんな暇はあるのかなぁ。
RETROPIEでX68000といっても、別にゲームしたいわけじゃなくて、X68000の再現機としたいだけでして、lr-px68kがどこまで再現性があるのかはよく知りません。でも、こういうソフトを作ってしまう人達、いろんな情報をブログなどで情報発信してくれている人達には、ホント、頭が下がるばかりです。
追記:
EX68と比較してみると、dirとか入力したときの反応が、EX68のほうが体感スピードが速い。ということで、ふだん、ちょろっといじるのはEX68のほうがいいみたい。RETROPIE版は、お宝として時々いじることになりそう。