Fine Days

晴天日

四十九日

親父の四十九日法要を終えた。納骨はおふくろの時以来。あっけないもんだ、墓石の一部を開けて、納めるだけ。墓の下は快適な場所ではない。墓とはいえ、こんなところに置いておくのが不憫に思えた。でもまあ仕方ないんだと諦めた。親戚が心配するので、こんなことは言わないけれど、やっぱ、なんだろうか、親父が死んで、自分の中に大きな穴が開いたように思う。当分それを埋めるのは無理だろう。何かにつけ、いろいろなことが思い出され、辛いなと思う。一瞬忘れても、すぐに喪失感を感じてしまう。

霊界電話みたいなのがあったら、すぐ契約するだろう。姿は見えなくなっても、声がきこえるだろうから。でも、人は勝手だから、霊界電話で口喧嘩なんてことも起こるのかも知れない。(馬鹿なことを考えていると思う。)

いちおう、一区切りはついた。